■定年楽園生活 ~健康寿命か・・・

■定年楽園生活 ~健康寿命か・・・

生涯現役社会(厚労省)、人生100年時代構想(官邸)などと高齢者の労働力を期待して、最近、夢のある言葉を耳にする。本当に人生100年で生涯現役なんてあり得るのだろうか。

ここで、厚労省が2010年から公表している健康寿命について考えてみよう。健康寿命とは、寿命(生きている期間)ではなく、健康に生きている期間のことだ。男性約72歳、女性約75歳。寿命との乖離は、男性約9年、女性約12年である。統計の定義は省くがざっくり数字を見ていきたい。(健康寿命と寿命の間は健康ではない期間とされるが、必ずしも介護を受け、寝たきりになるという意味ではない)

今まで考えて来た寿命、男の場合の寿命80歳(60歳の人の平均余命は23.67年)と大きな乖離があるではないか。80歳は余裕だと思ったのに健康では無いのか。

仮に65歳で現役を引退すれば健康寿命はあと7年。そしてその後8年と残りの人生計画は分けて考える必要がありそうだ。定年前に何も考えていなかったが、健康寿命についても少し考える必要がありそうだ。

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