週末の達人 小石雄一の定年楽園生活 経済産業省を定年退職しました。
- 2018/4/1
- 定年楽園生活
セカンドライフ充実のための現役時代の過ごし方
~今からでも遅くない、定年楽園生活に向けて~
週末の達人 小石雄一
■「働き方改革」とは何でしょうか
「一億総活躍社会の実現に向けた取り組み」だそうです。
今後日本は人口減に直面するが、それ以上のスピードで働き手が減少する。これを解消する方法は、労働者の数を増やすか、生産性を上げるしかない。具体的には、
高齢者や女性により多く働いてもらう
子供を沢山産んでもらう
効率的に仕事をする(ICT、AI活用)など
働き手の不足以外にも、課題が沢山ありますね。
長時間労働の解消、非正規と正社員の格差是正、パワハラ、セクハラの解消など
■制度が変わるとき、個人はどうしたら良いのか
ここから先は、自分で対策を考える必要があります。
例えば、働き手の数が相対的に少なくなるということは、年金制度や定年時期などが変更されるということです。そうなったとき、サラリーマンは働き方改革で変更されたとおりに生きていくしかありません。しかし、本当にそれで良いのでしょうか。
例えば、副業について考えてみましょう。
■多くの企業で副業が解禁される
副業をしたいという理由には大きく「お金」と「自己実現」の二つがあります。そして、その背景は将来への不安なのです。
副業を解禁しなくてはいけないということは、収入が少ない、思った仕事が出来ない、人脈が社内だけという不満が渦巻いているのです。あなたはいかがでしょう。
背景となる将来への不安が全く無いという人は少ないと思います。
■将来への不安とは、定年後やセカンドライフの設計が出来ていないから
十分な蓄えと年金があれば、セカンドライフが充実するとは限りません。
しかし、思うような収入が無ければ老後の生活設計が不安です。
定年後も仕事で自己実現したいと思っても、いきなりの起業は困難でしょう。
社内だけの人脈では、広がりのある活動が出来るとは思えません。
特に男性は定年後ひきこもりになる可能性が高いと言われます。
趣味があれば良いのでしょうか。遊んで暮らせるのでしょうか。
幅広い人脈とその広がりが人生を豊かにするのではないでしょうか。
■では、どうすればいいのでしょうか。
働き方改革を社会や企業の問題ではなく、個人の問題ととらえ、マクロ的視点だけではなく、その裏側のミクロ的視点の問題を浮き彫りにする必要があります。
定年楽園生活とは、その問題(不安)をひとつひとつ解消していく過程なのです。
豊かなセカンドライフ(定年楽園生活)を過ごしている多くの見習うべき先輩が沢山います。お金や仕事に関する専門家もいっぱいいます。このような方との幅広いネットワークを築きたいと思います。
定年前の方はもちろん、すでにリタイアされた方もまだ遅くありません。定年楽園生活とはその不安を解消する過程なのですから。ただし、刻一刻とカウントダウンが進んでいることが事実です。これだけは止めようがありません。一緒に充実したカウントダウンを楽しみましょう。
■定年の定義をはっきりしておきたいと思います。
社会や会社の制度としての年齢ではなく、自分で決めた区切りからのセカンドステップです。もはや、社会の制度に自分を合わせていた時代は終わりました。自立、自律した人生のために一緒に一歩を踏み出しましょう。
■週末の達人 小石雄一 連絡先
ホームページ http://weekend-master.com (週末の達人)
メールアドレス weekendmaster@nifty.com
フェイスブック 小石雄一、
■週末の達人小石雄一の定年楽園生活
経済産業省を定年退職しました。長年通った霞が関の画像です。ここに毎朝7時前に出勤していました。かつてのベストセラー『朝の達人』はここから生まれました。週末の活動を綴った『週末の達人』もおかげ様で10万部以上を記録したことが思い出の一つです。
これからの活動は陶芸を主軸とした作家活動や料理を中心としたコミュニティ作りなどを考えています。
公務員の制約を解き放ち、少しだけ翼を広げてみたいと考えています。
皆様、引き続きよろしくお願いします。一緒に活動させていただければ幸いです。