■定年楽園生活 ~定年と週末の関係

■定年楽園生活 ~定年と週末の関係

今から約30年前。32歳の時(1990年、平成2年)に『週末の達人』という本を書いた。問題意識は、会社に勤めながら自分の時間をどのように有効活用するか。そして生活をいかにスキルアップするかだった。
そのためには時間を有効活用することが必要で、サラリーマンとして自分が自由に使える時間は「週末」、「アフター5」及び「早朝」という構図は今も一切変わっていない。

『週末の達人』というと、「遊びの本ですか」とよく言われたが、わたしとしては、以下の3つがテーマであり、これまた今でも変わりはない。もちろん遊びも含まれている。
・週休2日及びアフター5を有意義に活用する。
・セカンドライフは、週末の活用の延長線上にある。
・自立と自律を出来るだけ確立したい。

もちろんこの時点では、独立や定年後の生活のことなどはほとんど頭になかった。その後、30年が経過。いよいよ、時間の全部が自分のものになる「定年楽園生活」がスタートした。
蓄積したことが有効に機能して楽園になるのか、無駄骨だったのか。じわじわと答えが出てくると思うが、漠然とした不安を持ちつつも、誰もと同じように定年後と言う「時間の大海」に漕ぎ出してみたいと思う。

定年と週末の関係を改めて考えてみると、サラリーマンの定年後の生活は、ある程度仕事以外の時間にやっていたことに左右されるのではないか。皆様はいかがだろうか。いや人生の先輩なんていっぱい居る。楽園の方もそうではない方もサンプルや観察対象には事欠かない。

色々と観察してみると、趣味でもいい、副業でもいい。ボランティアでもいい。何も無くてもいい。今までどのように活動してきたか、その延長線上にセカンドライフのレールがあるような気がする。

例えば、今まで会社関係のみの人間関係しかない方が、いきなり地域コミュニティを作ると言っても、話はそう簡単ではない。自分に問いかけてみていただきたい。しかし、ボランティアで町会活動を長年やっている方はすぐに地域に溶け込めるはずである。

では、今まで準備してこなかった人、新しくレールを引きたい人はどうするのか、これについても、先輩たちの例、自分自身の経験に基づいて情報発信できれば幸いである。

定年楽園生活では、週末の達人小石雄一が定年後の生活をどのように過ごしているかをお伝えしなら、わたし自身、よりより生活を送るためのスキルを学ばせていただきたいと考えている。時間のある限りお付き合いいただきたい。

次に書こうかなと考えているテーマは、「週末の達人が考える、定年楽園生活を生き生き自律的に生活すつ3つのスキル」である。時間のある時にゆっくりと書こうと思うので、お付き合いいただきたい。

1 発想力
2 行動力
3 習慣力

因みにスキルとは技術のことで、誰もが繰り返し練習することにより習得することだと思う。定年後の人も定年前の人も一緒にスキルアップしようではないか。人生のレールは何度でも引き直せるに違いない。
週末の達人 メール:weekendmaster(A)nifty.com (A)→@
FB:小石雄一

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