Life filing 「小野式マイパネル」で人生を見える化する(18年8月22日)

Life filing で人生を見える化する

「小野式マイパネル」作成

「小野式マイパネル」とは、ファイリングの指導現場から生まれた思考整理ツールです。

■自分の人生の先行き
自分の人生の先行きを考えたことがありますか?
当然考えているよ。という声が大多数だと思います。
では、会社人生とその後を分けてみるとどうでしょうか。
会社で働いている分には、先輩の生き様を見ていれば、だいたいの予想が付きます。
黙っていても将来は幹部になり、経営に携わる道も開けていると思います。

では、サラリーマンなら誰もが通過する定年定職後はどうでしょうか。
会社で再雇用などがあるかもしれませんね。大多数の先輩は、雇用延長しています。

その先を考えていますか?完全リタイア後です。
だいぶ先になので、具体的には考えていないという方が多いのではないでしょうか。

一方で、マスコミや保険会社は、将来不安を煽っているような気がします。
特に経済面で高齢者は非常に厳しい、老後資金が無くて生活に窮している。
会社人間は地域社会に溶け込めない。孤独死が多いではないかなどなど。
ネガティブな情報は満載です。

■本当に高齢者は不幸なのでしょうか。

高齢者の暮らし向き(平成28年)

ここに、高齢者の暮らし向きに関する調査結果があります。
1と2はそれほど心配なく暮らしているということで、合計すると64.6%は心配無く生活しているようです。
年齢階級でみると、80歳以上では1と2を合計すると7割の方が心配無く暮らししているようです。

1 家計にゆとりがあり、まったく心配なく暮らしている(15.0%)
2 家計にあまりゆとりはないが、それほど心配なく暮らしている(49.6%)
3 家計にゆとりがなく、多少心配である(26.8%)
4 家計が苦しく、非常に心配である(8.0%)

マスコミなどの報道とちょっと違いますね。

では、自分自身はどうなるのでしょうか。
こればかりは、自分で計算するしかありません。
まずは、自分の人生を見える化する必要がありそうです。

■高齢者は何歳まで働いているのか

では、高齢者は何歳まで働くのでしょうか。
若い人にアンケートを取ると、だいたい定年まで働いて、その後は年金と貯蓄で暮らすという回答が多い傾向にあります。

皆様はいかがでしょうか。
現役の方、定年直前の方、雇用延長中の方、完全にリタイアした方で全く違う答えになるのではないでしょうか。

ここに高齢者に「あなたは、何歳ごろまで収入を伴う仕事をしたいですか」というアンケートの結果があります。

何歳ごろまで収入を伴う仕事をしたいですか

これを見ると、65歳位までという定年組は、13.5%と少数派になっています。定年前の希望と現実は大きく違うということでしょうか。では、何歳まで働きたいのか。70歳以上を合計すると79.7%です。約8割の方が収入を伴う仕事をしたいと考えているようです。
このアンケートには、働けるうちはいつまでもという項目があり、これが最も多く、42.0%となっています。

高齢者の暮らし向きのアンケートでは経済的に心配無いという人も働き続けている姿が見て取れますます。これは、仕事は単に収入だけでなく、やりがいや人間関係の重要な軸になっているからだと考えられます。

■高齢者のグループ活動への参加状況

高齢者のうち会社人間は自宅に居場所が無いとか地域コミュニティに参加できないと言われます。これはどうでしょうか。

マスコミでは男性と女性の比較をして、男性はダメだと揶揄する傾向にありますが、これは何となく事実なんだろうなと思いますね。

では、高齢者全体としてグループ活動にどう参加しているかを見てみましょう。

高齢者のグループ活動への参加状況(平成25年、複数回答)

■グループ活動への参加率は6割超

これは、内閣府が平成25年に過去一年間の参加状況を調査したものです。
結果をみると、グループ活動にひとつでも参加したことがあるという方は61.0%です。
意外と多いと思いますが、まだまだ少ないと思いますか?

参加率が高いのは、「健康・スポーツ」、「趣味」、「地域行事」となります。地域行事は19.0%と意外と高いのではないでしょうか。

グループ活動に参加していない高齢者は約4割になります。
では、その4割はひきこもりかというとそうではないと思います。自分ひとりで楽しめる趣味もありますし、就業していて忙しいかもしれません。それぞれの価値観があります。

これらの調査結果をみると、高齢者になると、貧困になり、孤独を味わうという見方はちょっと違うのではないかと思います。

アンケート結果をもとに社会全体でどうなっているかを観てきました。

■自分自身の将来はどうなるのか

自分自身はどうなるのでしょうか。
いや、自分自身はどうすればいいのでしょうか。

なかなか答えは出ませんよね。
他人に話すことでもないので、自分なりの本音の答えを準備したいのですが、これも難しい。

どうしてかというと自分の人生を見える化してこなかったからではないでしょうか。

■小野式マイパネル

今回、小野裕子さんには、ファイリングの考え方を使って見える化する方法についてお話を伺おうと思っています。

ただ、情報を分類してファイリングした方が良いよ。ということでは、実践する人は少ないと思います。そこで、小野さんと相談して、【小野式マイパネル】を作るワークをやることしました。
【小野式マイパネル】を活用することによって自分の現状把握や、将来の方向性を明確にすることが出来ます。

ぜひ、参加してみてください。

■定年後の4Kを見える化せよ

定年後の4Kについて整理していますか。会社で使っているファイリングの技術を応用して一刻も早く整理すべきです。

・おカネ(経済面):仕事(雇用延長、再就職、起業)、家計(家計、保険)、
年金(公的年金、自分年金)、住まい、資産(運用、証券、不動産、相続)
・からだ(健康、医療、介護) ・こころ(生きがい) ・家族(パートナー)

【小野式マイパネルとは?】

自分のライフスタイルや仕事などで抱える“気がかり“や”問題“などの解決、夢実現のためのプロセスなどをスムーズにわかりやすく整理するためにフォルダーを使用する「フレームワーク型」の整理パネルです。

【小野式マイパネルの特長は?】

(1)フォルダーと付箋というシンプルなアイテムを利用して、気がかりを「書き出し」「流動化」、そして「俯瞰」し「行動」へと導きます。

(2)作業を通して、頭の中が整理されてきます。

(3)A4サイズのフォルダーは持ち運びに便利で、広げればA3サイズになるところがミソ!です。

(4)もちろんファイリングと連動します。

(5)パネルの応用力とレパートリーの広さに驚くことでしょう。

(例)「ライフスタイル型」「問題抽出型」「問題解決型」「TODO型」「業務フロー型」「タイムマネジメント型」「応用型」など

※今回は自分のためのパネルを1パターン作成します。

■定年後不安のモヤモヤをファイリングで解消

定年後の4Kを浮き彫りにし、残りの人生をより展望の開けたものにしましょう。無用なモヤモヤ不安を一掃すると、問題点がハッキリ浮き彫りになり、
早めに対処することが出来るのではないでしょうか。

時間は限られています。ぜひ、問題意識を持ってご参加ください。

 

マイパネルを30分~1時間で作成します。

講師紹介

ファイリング・コンサルタント,クラター・オーガナイザー

小野裕子
岡山県倉敷市出身

(株)イトーキファイリング研究所を経て、2005年独立。30年の現場でのファイリング指導経験をもち、民間企業から、各種団体や行政、個人事務所まで幅広く多数の指導実績をもつ。ビジネスとホームファイリングの両方を指導できる唯一のファイリング・プロ。
≪著書≫「整理・整頓が人生を変える~毎日がイキイキする『ライフファイリング』の方法」、「片づけの教科書」、「ファイリングの基本&超整理がイチから身に着く本」、「夢をかなえるファイリング」

 

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