■定年楽園生活 副業はセカンドステージへの入口

最近、企業において副業を解禁する動きが活発化してきました。一方でITを活用した旧来の副業の概念を破るスキームもドンドン生まれています。米国での仕事の経験が長い元セブン銀行取締役の大橋さんによると「米国では新入社員の時点で、いくつも仕事を掛け持ちしているのが普通。5つくらいやっているのも不思議ではない」そうです。副業というよりは、複業が当たり前だそうです。

さて副業の効用ですが、私はふたつあると思っています。

・毎月〇万円の収入がある。(表面上のメリット)
・副業をやることによって培われるスキル(経験、人脈、時間管理など)

実は、この後者のメリットがセカンドステージを考えるに当たって大きな意味を持ってきます。実際、定年後にテイクオフするに当たって大きな力を発揮します。今回の勉強会はこのような問題意識で開催しました。

次回以降も、単なるおカネ稼ぎの副業という視点だけではなく、副業を切磋琢磨するツールととらえてフォーカスを当てていきたいと考えています。

今回は、副業評論家の藤木俊明さんから、40代、50代から始める副業術~どうして副業が必要か~というテーマでお話をいただきました。

セカンドステージを定年と捉えるか、前倒しで考えるか、雇用延長後と考えるかは人それぞれですが、どこかでセカンドステージに移行する必要がありそうです。

 

会社の力を借りずに、月5万円稼げるか。
仮に時給1000円としても、50時間必要です。高齢者の場合、時給1000円という仕事はかなりきついのでは無いでしょうか。もはやスライドのような体力勝負の仕事は出来ません。

では、副業の種類は何があるのでしょうか。
今回は、従来型の副業と、最近伸びている新しい副業の例を挙げて説明していただきました。自分で何かを立ち上げることが難しい場合には、このような仕組みを活用して副業をする方法もありそうです。内容の詳細は藤木さんの本、またはWebで確認してくださいね。

副業の効用について説明していただきました。
やはり、セカンドステージへの移行の際に大きな力を発揮しそうだなと感じました。
もちろん、収入が高くなることは重要なことですが、僅かばかりのおカネに拘るよりも長いスパンで人生を見直してみることが重要です。

業務を行う場所の確保や口座の開設、確定申告の知識、注意点もいくつかありそうです。すべて自己責任の世界です。ただし、会社のルールだけはくれぐれも破らないように気を付けてください。

ください。

藤木さんのご著書です。今回の事例を含めて数多くの事例を紹介されています。ぜひ、お手に取ってみてください。

こちらも藤木さんのご著書です。「会社を辞めずにローリスクで独立・開業」はためになるのではないでしょうか。
次回は、書くことが好きなら、誰でも出来るWebライティング入門について教えて頂く予定です。お楽しみに。

 

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